ロフトベッドの使い方には大変多様性がありますが、それは主に部屋のスペースの有効利用を目的とされます。
例えば上の画像は二段ベッドが2台ですが、実はロフトベッド2台でも同じような機能を持たせることができなくもないです。
しかし、これらは大型家具にもなりますし、安易にそれを実行するには窮屈になりはしないかなどと躊躇してしまったりします。
ですので、今回は1部屋に2台を置いた時に考えられるメリット・デメリットについて説明することで悩める人の参考になればと思います。
感想(23件) |
目次
ロフトベッドの2台使いのメリット
ロフトベッドを2台置く使い方のメリットとしては主だったもので2点あげれます。
やはりスペースの有効活用と1部屋に2人分のプライベートスペースができるところです。
ロフトベッドの下にデスクを設置したり、収納としてクローゼットのように使っても良いでしょう。
ベッド下の使い方は自分で好きなようにできます。
その点がさらに便利になる場合があります。
ロフトベッドが2台あると最大4人収容OK
1部屋に2台という使い方で、収容人数は2人となりますが、さらに人数が増えても最大4人まで収容できます。
ベッド下は様々な使い方ができるので、人数が増えたら寸法の合うベッドさえ設置すれば二段ベッドのようになります。
プライベートスペースとしての広さは小さくはなりますが、ベッド部分をそれとして確保できます。
ロフトベッドがいらなくなっても
次の方法はロフトベッドの頑丈さや、使い方によっては危険なのであまりおすすめできませんが、ベッド下ばかりではなく上も耐荷重を守り無理な使用さえしなければ自由に使えたりもします。
ですから見方を変えてみると、さらに様々な使い方が可能になります。
例えば下にはテレビ台を置き、上はまさにロフトのようにDVDやゲームソフトを収納するスペースにしても良いですし、下には違うベッドを設置して上は軽いタオルや下着などを収納するスぺースにしても良いでしょう。
2台も購入してしまうと使わなくなった時面倒に思えますが、ただ処分するだけではなくその時に応じて便利な使い方もできたりするのです。
ロフトベッドの2台使いが便利なシチュエーション
実際にロフトベッドを2台の使い方で、上に紹介したようなメリットを生かせる便利なシチュエーションを紹介していこうと思います。
さらに、具体的にどういった使い勝手が向くかというのもあわせて説明していきます。
2人1室の子供部屋での使い方
この使い方が一番オーソドックスかと思います。
この場合よくされているのが下をデスクスペースとしての使い方です。
ロフトベッドの中には下のもののようにデスク付きのものも多く発売されています。
■4.5倍ポイント■3段可動デスク&コンセント宮棚付きロフトベッド【Strain】ストレイン【フレームのみ】【代引不可】[L][00] 感想(1件) |
デスクが必ずしも付いていなくても、すでに持っているデスクであってもサイズさえ合えば設置できます。
子供に対しては学習や整理整頓の習慣をきっちりつけたいとどの親も願うのではと思います。
2人1部屋では特に1人1人のスペースをはっきりさせなくては、その習慣はつけにくくなります。
また、情操面を養うにも、自分だけの場所というのが大変役だったりします。
それぞれの子供の独立したプライベート空間が作れるという意味では2台置きは大変有効です。
子供が多くまた増える可能性のある家庭での使い方
ロフトベッドはこのケースの家庭では多様性を存分に発揮した使い方ができます。
もちろん二段ベッドも便利だったりしますが、ロフトベッドでは下の使い方が限定されない分さらに多様性が広がります。
例えば、子供が4人いる家庭で子供に1台ずつ準備して1部屋に2台ずつ設置したなら2部屋あれば足り、それを1人1人のプライベートスペースとして個室のようにも使えます。
また、同じように子供が4人いて1部屋しか確保できない場合でも、メリットのところで説明したようにベッドを2台買い足して設置すれば4人分となります。
子供が大きくなると一人ひとり巣立っていきますが、子供が増えても減ってもそれに対応して色々な使い方ができるので大変効率的です。
寮、シェアハウス、ゲストハウスでの使い方
ここでの使い方もやはり上の子供が多い家庭での使い方と同じように、1部屋を多人数で使う時のベッドやプライベートスペースの確保と、収容人数の増減に対応できるところが大変便利に働きます。
ロフトベッド2台使いの注意点!
やはりロフトベッドは大型家具ですし、毎日使い目にするものでもあるので注意点をしっかりおさえていただきたいと思います。
圧迫感がすごいかも
ものによると大人の背丈を超える高さのロフトベッドもあります。
扁平な部屋にそんな高さのロフトベッドを2台置くと、視点も立体的になり、圧迫感を感じてしまったりします。
あまり狭すぎる部屋だと窮屈さがばかりを感じてしまいかねません。
2台置きにはできれば8畳以上の広さが欲しいですが、最低でも6畳以上はないとしんどいかなと思います。
ドア、照明、エアコンなどとの兼ね合いを考えなくてはいけない
例えば6畳の部屋に2台を設置しようと思っても、単純に収まりよく部屋の短いほうの壁際に1台1台設置できるかと言えば必ずしもそうではありません。
ドアの位置や窓の位置によってはL字型で置かなければいけない場合もあります。
また、照明やエアコンに近すぎるのもまずいです。
ロフトベッドを2台買う前に、あらかじめ、これらのことに考慮してどこに置くかをしっかり考えておく必要があります。
ベッド上はまぶしくベッド下は暗く
先ほども照明に近すぎるとまずいと書きましたが、どうしてもロフトベッドの上は天井に近くなるので、照明に近いとまぶしく感じたりします。
一方で、下はベッド部分が天井のようになり照明の光が届かず暗く感じたりします。
さらに1部屋に2台ロフトベッドがあるとなると天井も影も増えるわけですから、さらに暗さを感じる可能性があります。
部屋の照明以外にも間接照明をうまく使ってみたり、下をデスクにする場合はデスクに明るめの照明を使うなど工夫が必要になります。
ハシゴが邪魔になるかも
狭い部屋にロフトベッドを2台置く場合、意外とハシゴの存在が邪魔になったりします。
ハシゴは使い方から考えるとよくある少し斜めになって上りやすいものが安全で便利です。
しかし、斜めになっているということは、上から見るとベッド自体の外寸からでっぱっている状態です。
意外とこれがネックになってしまう場合があります。
先ほど説明したようにドアや照明などとの兼ね合いの他、さらに2本のハシゴのでっぱりにまでに注意を払うのは難しかったりします。
しかし、これもしっかり考慮しておかないと、どうしてもクローゼットの開閉部分やドアに接触してしまってうまく使えないということも起きてしまいかねません。
また、狭い部屋で斜めになっているハシゴが2本あると、動線が阻害されてふとした時に足をひっかけてしまったりする可能性もあります。
ハシゴが垂直にの側面についているタイプもありますが、収まりは良いのですが上り下りには少し不安が残ります。
おすすめなのが下のような階段式になっているものです。
感想(73件) |
部屋への収まりも良く、上り下りも比較的しやすくて安全です。
ただ、階段分どうしても寸法が大きくなります。
寸法が合うなら階段付きで、より省スペースを求めるならレイアウトをしっかり考えてハシゴ付きを使うというのが良いかなと思います。
ロフトベッドは「階段付き」がおすすめ!ハシゴの弱点を補完できる!
どんなロフトベッドがいいか
どんなロフトベッドがいいかについては、使い方にかかわらず注意したい点を説明しておきます。
ロフトベッド全般で注意したいのはきしみと耐久性と安全性です。
ロフトベッドのきしみ問題
ロフトベッドは高さもありますし、上り下りなどの衝撃も加わりやすいので、どうしてもきしみやすかったりします。
ギシギシとしたきしみが一度気になりかけると、耳についてしまいずっと不快な思いをしないいけなくなる場合もあります。
素材は木製のものとスチール製のものがよく見られ、どちらもきしむ可能性がありますが、強いて言うとスチール製のものの方がきしみやすかったりします。
スチールは硬く加工もしやすい優れた素材ではありますが、その硬さからきしみが起こりやすかったりもするのです。
こういうものだと気にしないというのもアリですが、そのきしみの原因がネジのゆるみなど重要なパーツから発せられている場合もあり注意しないといけません。
ネジをしっかり締めなおしたりすると改善する場合もあるので気になりだしたらチェックするようにすると良いでしょう。
また、設置する部分に下のようなマットを敷くと、ベッドにかかる衝撃を多少吸収することができきしみ対策になります。
ロフトベッドは高く転落の危険もあるので、万が一の時のケガの防止にも良いでしょう。
感想(911件) |
ロフトベッドの耐久性と安全性をみるには
ロフトベッドの耐久性や安全性をみるのに1つの指標となるのが耐荷重です。
耐荷重は単純に体重を上回っていたら良いというわけでもありません。
実際に上り下りなどの他にも使い方によっても体重以上の力が加わったりします。
そういったことから考えると体重よりももっと大きい耐荷重のものを選ぶ必要があります。
他にもサイドフレームが高いものの方が寝返りなどで転落の危険が少なくなりますし、床面がしっかりした素材であったり補強が多く入っているなども安全性に対して重要になります。
スチール製では特に激安のロフトベッドも多いですが、これらの点を考えると多少高くても、しっかりした構造の高品質なものが良いのではと思います。
さいごに
ベッドは大型家具なので、そのスペースが寝るだけの機能しか持たないというのは、スペースに悩む時は特に無駄が多かったりします。
ロフトベッドはそういった意味で大変機能性が高いです。
さらに、1部屋で2台という使い方でより多様性が広がるということもわかっていただけたのでは思います。
また、実際に買う時は、サイズをしっかり確認して、あらかじめ設置する場所を決めておくというのが大変重要です。
そもそも、ロフトベッドは大変子供受けもよく、大人でも何だか秘密基地ができたようなワクワクした印象を持ちます。
限られたスペースの中で1人1人の大切な秘密基地となるよう色々工夫されると良いのではと思います。
コメント
[…] ロフトベッドの使い方~1部屋に2台ってぶっちゃけどうですか?~ […]