子供部屋は狭い方がいい!?ベッド選びには子目線も入れてみては

子供部屋

子供部屋をそろそろ準備しようという時、どうしても狭い部屋を使うしかなく、

「子供の教育的に大丈夫?」とか、

「合うベッドはあるのかな?」とか、

不安を持っている方もいらっしゃるのではと思います。

しかし、後に詳しく説明しますが、実は「子供部屋は狭い方がいい」と主張されている専門家もいて、

必ずしも部屋の狭さを不安に感じることもないようです。

不安の多くは親の目から見た時に生まれますが、子供の目から見た時どうかということがうっかり抜け落ちてはいないでしょうか?

今回、そういった視点も交えながら、狭い子供部屋で重宝するベッドをご紹介していこうと思います。

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親が子供部屋に望むこと

まず初めに、親の目線から子供部屋に望むことを整理していこうと思います。

主に下の3つが当てはまるのではと思います。

  • 勉強する場所
  • 遊ぶ場所
  • 1人寝を促す場所

小学校入学前後に子供部屋の確保を考えられる家庭が多くその時にベッドや学習机なども検討されます。

家庭によれば、もっと小さい幼児期や、小学校高学年、中学入学前後という場合もあるようです。

主に親がそこに望むのは「学習の促進」「自我の確立を促す」「自立心を育む」という目的が垣間見れます。

これだけ見ると別に狭い部屋でも達成できそうです。

次に、箇条書きにしたそれぞれの項目について詳しく見ていきます。

勉強する場所としての子供部屋

やはり、親が子供部屋に望むのはまず「学習の促進」だと思われます。

子供部屋を整える時期が、親が教育に気をかけだす時期でもあるのではと思われます。

ただ、最近では勉強をリビングで行う子供も多いです。

特に小学生で学習習慣が定着するまではリビングで勉強することが多いです。

まだ学習習慣の定着のないうちに1人きりの部屋で勉強していると、親の目も届きにくくうっかりベッドに寝転んで寝てしまうなんてことになりかねません。

しかし、受験期を控えるなど学習時間が増えると、やはり一人で集中して勉強をするようになったりします。

とにかく子供に勉強をしっかりして欲しいという期待が親にはあるでしょう。

それがリビングでも子供部屋でも構わないので、勉強をしやすい環境を整えておきたいという親心があるのではと思います。

そうなると狭い部屋でもいいように思います。

遊ぶ場所としての子供部屋

幼児期は親の目があるところで遊ばせていないと思わぬアクシデントがあったり、お友達と遊んでいてもやり取りがうまくいかずもめてしまったりということがあったりします。

しかし、大きくなってくるとだんだん親の監視の目が不必要になっていきます。

お友達と遊ぶにしても子供には子供の世界ができていき、親が顔を出すのはふさわしくない感じになっていきます。

また、幼児期にリビングを占めていた子供のおもちゃの整理も同時期に行われることが多いようです。

いらないものは処分し、いるものは子供部屋で子供自身に管理させます。

そうやって、徐々に自我の確立を促したりや自立心を育むために、子供部屋がちょうど良いと親は考えるのではと思います。

お友達と遊んだり、おもちゃを収納することを考えると狭い部屋では役不足に思えるかもしれません。

1人寝を促す場所としての子供部屋

子供部屋を確保する時期にベッドを新調して、子供の1人寝を促そうと考える親が多いのではと思います。

これは上の項目でもふれた自立心を育むことを親は子供部屋に期待するからです。

外国では生まれた時からベビーベッドで1人で寝る習慣のところもありますが、日本では小さいうちは家族で寝て、それから徐々に1人寝に移行していくというスタイルが多いです。

ベッドを置くことを考えるとどうしても広さがないと狭い部屋では窮屈に思えます。

子供が自分の部屋に望むこと

次に子供の目線から子供部屋はどう捉えられ、実際にそれがどういった効果をもたらすのかという説明をしていこうと思います。

主に子供の目線からは下の2つが当てはまるのではと思います。

  • 自分が自由に使える場所
  • 1人になれる場所

ここでポイントとなるのが「居心地の良い自分だけの居場所」ということです。

居心地の良さを考えると狭いところが好きな子もいれば、広いところがいい子もいるので一概に言えません。

次に箇条書きした項目について詳しく説明していきます。

自分が自由に使える場所としての子供部屋

子供にとっての子供部屋は自分のものを自分で自由に使ったり、置き場所を決めたりして好きなように過ごしたり遊んだりする場所だと捉えられているようです。

宝物のおもちゃを飾ってみたり、友達をよんでみたり、趣味のものを広げて没頭したり、自分の好きなものに囲まれ好きに使える場所としての認識です。

この視点を知ると親も「そういえば私が子供のころ部屋ができた時もそう思ったな」と、子供の頃の感覚を思い出される方も多いのではと思います。

この子供の視点から考えると、狭い子供部屋であっても自由な空間さえ確保できればいいのではと思えます。

1人になれる場所としての子供部屋

子供にとっての子供部屋は1人になれて、閉じこもったりできる場所だったりもします。

上でふれたように、趣味に没頭したい時や、集中して本を読みたい時などの他にも、ちょっと疲れた時にベッドに寝転んだり、親や兄弟と喧嘩した時、好きな人ができてその人のことを四六時中考えているような時など、1人になりたい時というのは大人にでもあったりします。

子供が自分のために1人で使える場所だという風に考えると、別に狭い部屋でもいいかと思えます。

子供の視点からの子供部屋

つまり子供部屋は子供にとって「居心地の良い自分だけの居場所」なのですが、それは言わば、本能的な縄張り感を満たす場所であったり、1人で集中して何かに没頭する場所であったりするのです。

これだけで考えるとたとえ狭い部屋でもそれらを満たせますが、例えばお友達の家の子供部屋が広い場合などは羨ましがったりする場合もあるでしょう。

親目線と子目線のギャップ

これまでのことで、親から見ると子供部屋は勉強や自立に向けての成長の場のような、チャレンジングな場所という捉え方が主だったところになりますが、子供にとっては1人でゆっくりできるようなリラックスできる場所という捉え方が大きくなります。

共通しているところはと言えば、持ち物を収納し管理する場所としての機能かと思います。

総括すると、子供部屋はいわば「拠点」のような存在だったりします。

拠点として子供の成長にも関わったり、子供の物を収納する役割も果たしたりもするのですが、親と子でそこに求めるものが真逆だったりするのです。

この親子間の考え方の違いに、部屋の広さはどう影響するのでしょうか?

狭い子供部屋に対する専門家の見解

子供部屋の広さに関しては色々な見解があるのですが、おおむねよく言われるのが、「狭い方がいい」というような見解です。

これは大きく親目線を補完してもらえるような見解だったりします。

引きこもりにつながりかねない部屋がある

近年、引きこもりと子供部屋の関係が指摘されていて、子供中心に考えた広くて何でもそろう便利な部屋を与えることで、自室で過ごす時間が多くなり、家族とのコミュニケーションも希薄になり、果ては引きこもりへとつながりかねないということです。

引きこもりにつながる部屋でよくあるのが、6畳以上の部屋にテレビもゲーム機もあるような部屋だそうです。

確かにそうなると引きこもりやすそうだなと簡単に想像できなくもないです。

ある専門家は「どの親も6畳以上の子供部屋を望むが、それは間違っている」と主張されています。

机とベッドが置けるギリギリのサイズの狭い3畳の部屋でも十分だということを言われているのです。

エリート中高一貫校の寮では

最近話題になったものでいえば、ある中高一貫のエリート学校の寮の話です。

その学校は東大合格者も多数出て将来の日本を担うような子供たちが通っているそうです。

寮の部屋は机とベッドを置くとほとんどスペースがないのですが、そうやって、大変狭くすることで居心地を悪くし、引きこもりを防止しているとのことです。

さらに、1日の時間の使い方も大変タイトにほとんど休憩時間なく詰め込まれており、子供たちは窮屈な環境をもろともせず飛躍していくようなエリート教育を受けているようです。

子を持つ親としては正直、「ウチはそこまでは勘弁願います」という気もしますが、教育界でも建築界でも多くの場合狭い部屋を推奨されており、やはり、親として簡単に受け流せないことも事実です。

一方で居心地の良い部屋が子供の可能性を広げることも

ここまでは、部屋が狭いことをはじめとした居心地の悪さが子供部屋に必要ではないかという指摘でしたが、一方で、子目線の居心地の良さを部屋に取り入れることで、子供の可能性が伸ばせるのではとする指摘もあります。

部屋のレイアウトの仕方が親子で分かれる

親目線と子目線では違いがありましたが、違いは他にも部屋のレイアウトの仕方にも表れるようです。

主に大人は壁際にベッドや机などの家具を置き、勉強や就寝に重きを置いたレイアウトをしますが、子供はリビングを真似たような、センターにローテーブルを置き、人と対話したり遊んだりしやすいようなレイアウトをするようです。

ですから、親が親目線だけでレイアウトを決めると、子供の求める子供部屋像とのミスマッチが起きます。

そのことで子供は部屋への思い入れが少なくなり、ただの物置と化したりしてしまうのではということです。

子目線で可能性を広げる

子目線の部屋作りを意識することで子供が本来求めていた集中して遊ぶ機会や、友達とおしゃべりしながら過ごすといったような機会が得られ、それらの経験があってこその子供の能力の可能性が広がるのではという指摘です。

この指摘を意識するなら、ローテーブルなどが置けるほどの広さが必要になるでしょう。

我が家でできることを整理してみる

子供部屋に対する専門家の見解を紹介しましたが、色んな捉え方や実行の仕方があってしかるべきだと思います。

注意したいのが、子目線の「居心地の良い自分だけの居場所」というのが悪く助長された場合です。

確かに、行き過ぎずうまく伸ばせたなら、好きなことに集中できる創造的な場所となるでしょう。

ただ、便利でハイテク化の進んだ現代社会で、うまく伸ばすのが大変難しくなっているので多数の専門家が警鐘を鳴らされているのだと思います。

ですから、色んな専門家の指摘を参考にし、家庭では「我が家のルール」を考えるのが良いのではと思います。

例えばウチは子供部屋に机とベッドとローテーブルと本棚を置き、テレビやゲーム機などは置いたり持ち込んだりしないというルールを決めました。

狭い子供部屋に対応できるベッド

さて、狭い子供部屋に対する専門家の意見も知り、我が家のルールを決めようといったところで、ではどんなベッドが良いでしょうか?

狭さに対応できるサイズと機能性が欲しいところです。

次に順番に紹介していきます。

狭いという物理的な事情にはショート丈のベッド

狭い子供部屋で、例えばベッドを置きたいスペースに部屋の入口のドアがあって、もう数㎝ベッドの長さが短ければそこに置けるのにといった場合も往々にしてあります。そんな時単純に下のように長さの短いショート丈があります。

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これで全長180㎝でショート丈の中でも短いです。

もっと短いのでIKEAでも165㎝程の子供用もありますが、それは本当に小さい時にしか使えないような長さだったりします。

これは収納の引き出しも付いており大変便利ですが、特に、男の子に使う時は注意が必要です。

女の子の場合もですが、特に男の子だと中学以降になると身長が伸び、180㎝に近くなったりそれ以上になったりする場合があります。

そうなると、ショート丈は窮屈でしかたなくなります。

スペースとワクワク感が広がるロフトベッド

次に、紹介するのは狭い部屋定番のロフトベッドです。

スペースが有効利用できるところが狭い部屋には大変便利です。

デスクを置いても良いでしょうし、収納にしても良いでしょう。

やはり子供部屋は物置としての機能も重要になるので、大容量収納が可能なところが大変魅力的です。

他にも、例えば兄弟で同室になる場合はベッドを設置すれば二段ベッドのようにも使えます。

また、ハシゴが付いていたり秘密基地のように見えたりと、子供にとったらワクワク感が大きく大変子供受けが良いです。

子供部屋に「居心地の良い自分だけの居場所」という要素を求めるとき、リラックスできることとともに、広がりを感じると良いそうです。

そういった意味からもこれだと部屋が立体的に複雑になり、広がりや色々試せるような可能性を感じます。

色々種類があるので順番に紹介していきます。

よくあるオーソドックスなスチール製ロフトベッド

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感想(1件)

このロフトベッドは2段階に高さを調節できるところが便利です。

例えば狭い部屋にロフトベッドを置くと圧迫感を感じてしまうことがあります。

その圧迫感は使い方によっても変わりますが、少しの高さの違いでも変わってきたりします。

そういった時にも調節できると圧迫感をコントロールしやすくなります。

また、子供の小さいうちは転落の危険性を少なくしたり、親が子供の面倒を見やすいように少しでも低くしておいて、大きくなたら使い勝手が向上するように高くするというのも良いでしょう。

また、宮棚が付いていてさらにコンセントも付いているので、ちょっとした照明も置けます。

子供部屋向き天然木のロフトベッド

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このロフトベッドは特に子供部屋に向いているかなと思います。

そう高すぎないミドルタイプですし、木製で優しい印象です。

宮棚にコンセントも付いていて便利です。

さらに木製の方がスチール製に比べて比較的きしみにくいかと思います。

カーテンが付けれる多機能ロフトベッド

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このロフトベッドの最大の特徴はカーテンを付きを選べるというところです。

例えば収納として使う時のホコリ対策や目隠しにも良いでしょう。

子供部屋で使うとなると、カーテン付きだとさらに秘密基地感が高まるのではと思います。

また、ハンガーポール付きも選べるので、本格的なクローゼットとしても使いやすいです。

もしお子さんが巣立っていらなくなっても、クローゼットとして継続して使うことも可能です。

他にも、高さが選べたり、さらに、低くしてシングルベッドのようにも使えたりもし、実に多機能に使えます。

さいごに

子供部屋の狭さは、親目線でも子目線でも実際はそれほど問題にならなかったり、むしろ多くの専門家には「狭いほうがいい」とさえ考えられていたりすることがわかりました。

この専門家の意見は親目線を補完してくれる意見だったりします。

ベッド選びについては、ショート丈であったり様々な機能を持つものがあるので対応することが可能です。

特にロフトベッドは狭い部屋で重宝する機能性を持ちながら、秘密基地のように子供のワクワクを刺激できます。

そういったことから考えると、大きく子目線を取り入れらるのはここくらいではないでしょうか。

親が子にかける期待は尽きませんが、そうやって「狭い子供部屋=親目線」「ベッド選び=子目線」というようにうまくバランスを取って、

それほど殺伐としすぎないちょうど良い子供部屋ができるといいなと思います。

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