子どもの頃に使っていた二段ベッドが壊れて怖い思いをしたという人もいたりします。
二段ベッドは高さもありますし、二台のベッドを上下に連結するような構造のものも多く、その頑丈さというのは誰もが気になるところでしょう。
大事な子どもが使うという時、ベッドの不具合でケガをさせてしまうようなことは絶対に避けたいとどの親も思うでしょう。
また、最近では民泊やゲストハウス、シェアハウスなども増えていて、二段ベッドは何も子どもだけではなく大人にも使われることも増えています。
そうなると、二人の大人がそれぞれに横になっても安全を確保できるような頑丈な二段ベッドが必要になります。
感想(223件) |
頑丈さがわかるポイント
頑丈な二段ベッドを選ぼうという時、ポイントになることがいくつかあるのでそれについて説明していきます。
①二段ベッドの耐荷重
まず、一番に目安になるのが耐荷重です。
二段ベッドの他にも同じように高さのあるロフトベッドについても、耐荷重が頑丈さのポイントになっていることが多いです。
二段ベッドの耐荷重は一般的には90~100㎏くらいのものが多いような印象があります。
100㎏の耐荷重があると頑丈な方で、売り文句としてアピールされていることが多かったりします。
ただ、最近では100㎏を越える耐荷重を備えた二段ベッドも多く、下のもののように900㎏のものもあります。
②二段ベッドの床面の構造
床面とは、体を横たえて寝転ぶ部分の面を指します。
床面の構造については、先ほど説明した耐荷重とも関連します。
耐荷重を計測する際、床面上に負荷をかけて行われます。
ですから、耐荷重の大きいものは、床面の構造もしっかりしているとも言えます。
中でもできるだけ、床面を支える補強材などが多いものの方が、自ずと強度が高まり頑丈になります。
スチールの網の床面
スチール製のもので、床面が細いスチールで網状になっているものもあり、こういったものだと、その上に少し硬さのあるマットレスで強度を足すことができますが、細い網面のままで使い一部分に負荷がかかり続けるなどすると、その部分が損傷し破れてしまう場合があります。
木製のすのこ状の床面
木製のものに関しては、すのこ状になったものが多く比較的頑丈であることが多いですが、それでも粗悪なものだとすぐに割れてしまう場合もあります。
しっかりしたものでもやはり一部分に大きな負荷がかかるなどすると、割れてしまう場合もあります。
マットレスは床面の補強としても
床面の上にはたいてい薄型のマットレスなどを敷くなどして使われることと思いますが、それには寝心地を良くするというだけじゃなく、床面の補強という役割もあるのです。
③二段ベッドの素材
二段ベッドの素材はよく見かけるもので、スチールのものと木のものがあります。
耐荷重の特に大きい頑丈なものは先ほど紹介したような木製であることが多いです。
素材としてはスチールの方が硬くて頑丈とも言えますが、どうしてもきしみやすかったりして、構造的な強度を保ちにくいという面があったりします。
しかしながら、スチール製のものでも100㎏を越えるような耐荷重を備える二段ベッドもあり、十分頑丈と言えます。
④二段ベッドの接続部分の構造
注意したいのが一台一台を分割して使えるようになっている二段ベッドです。
一台づつのベッドとして使えるので用途が広がり大変便利ですが、二段ベッドとして使うためには、連結する必要があります。
この連結部分に関して、それぞれのメーカーであったり、それぞれの商品であったりで、様々な工夫が見られます。
多くの場合、頑丈な金具で強度を高めて連結できるようになっており、正しくしっかり連結できていたならまず取れてしまうようなことはありません。
自分の目でどのような構造になっているかということを確かめて比較し、納得のいく構造のものを選ぶといいでしょう。
さいごに
二段ベッドに対して頑丈さを求める方は多く、メーカー側にしても安全性の向上のために色々な対策がなされていることがほとんどです。
そんな対策の中の一つに、品質テストがあったりします。
第三者機関で公的な規格に則った検査が行われていたり、メーカー内であっても、より厳しい基準を設けて審査を行っているところもあったりします。
そういった検査体制や企業努力から頑丈さを確かめることもできるので、ぜひ、そういったことにも注意して、納得できる二段ベッドを選んでいただけたらと思います。
コメント