ロフトベッドというと特に子どもが使っているようなイメージもあったりしますが、決してそういうわけでもありません。
大人であっても使っている方も大変多いので、使用に何の問題もないと言えばないのです。
ただ、大人が使うのなら、特に気を付けたい点があったりもするのも事実です。
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目次
ロフトベッドを大人が使うシチュエーション
まず、大人がロフトベッドを使うという場合、どんなシチュエーションだったりするかというのを説明していこうと思います。
●ワンルームの一人暮らし
ロフトベッドが大人に使われるシチュエーションで一番多いのがこのシチュエーションではないかなと思います。
ワンルームでさらに狭いという場合や、広さはあるんだけどなんせ物が多いという場合、ロフトベッドはその下が大容量の収納にもなるので大変重宝します。
●自分の部屋に
たとえ結婚していても寝室は別だというご夫婦も多いです。
ですので、それぞれの部屋を持っていて、そこには趣味のものがぎっしり詰まっているなんてこともよく聞く話です。
家を建てると一城一国の主になったと言われたりもしますが、実際は家族みんなの公共物になります。
家のインテリアについても夫婦のうちで特にこだわりのある方の趣味に偏りがちなので、自分の部屋だけが唯一自由になる場所という方も意外と多かったりします。
ロフトベッドを自分の部屋に使うと、スペースの多くを趣味の場所として使いやすかったりします。
ロフトベッドの下のスペースは収納もできますが、さらにそこにデスクを置いて趣味に没頭できるスペースにするなど、まるで秘密基地のようにもできます。
スペースをシステマチックに使うためにも、ワクワク感を得るためにもロフトベッドは大変便利に使えるのです。
●シェアハウスで
最近シェアハウスが若い人に大変人気ですが、シェアハウスでは備え付けのロフトベッドがある場合多かったりします。
シェアハウスはどうしても個人のスペースが狭くなりがちなので、少しでもスペースの確保ができるようにということで、あらかじめロフトベッドが用意してあったりするのです。
シェアハウスを借りる人が多くなっているのと同時進行で、シェアハウスを運営しようという方も増えています。
●民泊で
民泊についても、最近法律的にも整備が進んできていて運営しようという人も増えつつあります。
なかなか問題も多かったりもしますが、外国の方のニーズも高くこれからもどんどん増えていく見通しになっているようです。
そもそも宿泊用というわけではない住居を使うので、宿泊人数が多くても対応できるようにロフトベッドが使われることも多いです。
例えば、そもそも設置してあったベッドの上にさらにロフトベッドを設置して二段ベッドのようにしたり、ソファやテレビなど大型家具家電のスペースを有効利用しようとそこに設置したりされます。
ロフトベッドの使い方~1部屋に2台ってぶっちゃけどうですか?~
大人は自分のためにも事業のためにも使う
このようにロフトベッドは、大人が自分で使うこともありますし、シェアハウスや民泊の運営などの事業のために設置する場合もあるでしょう。
とにかく共通して言えるメリットは、スペースの有効利用ができるという点です。
それが最大限に生かせるのが先ほど紹介したシチュエーションというわけです。
いずれにしても選び方の基本はいっしょ
いずれにしても、大人が寝るという点は共通しているので基本的には選び方はいっしょでかまいません。
特に安全面に注意して選ぶ必要があります。
耐荷重が十分なものを選ぶ
普通の腰掛けられるほどの高さのベッドの場合、耐荷重まで表記されているものはそんなにないような印象があります。
一方、今回のテーマのロフトベッドはというと、耐荷重そのものがそのセールスポイントになっているものもあったりします。
よく見かけるロフトベッドの耐荷重
ロフトベッドでよく見かける耐荷重は100㎏に満たない90㎏あたりのものが多いかなという感じがあります。
もちろん耐荷重が90㎏であっても、大人が使っても問題ない場合もありますが、それは体重によるところも大きいです。
耐荷重がどれくらいなら安全?
例えば90㎏の体重の人が耐荷重90㎏のベッドに寝るのはとても安全とは言えません。
たいてい示されている耐荷重は、静荷重と言って静止している物体による荷重を指すことがほとんどです。
しかし、人は寝返りも打ちますし、ロフトベッドに乗り上げる時なんかも特に登り口あたりに荷重がグッとかかったりもします。
ですのでそんなことを考えると、使う人の体重よりもさらに重いものにも耐えられる耐荷重を備えているロフトベッドが安心です。
商売で使う場合はより耐荷重が大きいものを
自分で使うロフトベッドなら自分の体重から余裕のある耐荷重のものを選ぶといいでしょう。
しかし、事業用にシェアハウスや民泊などに導入しようという場合は、さらにより耐荷重の大きいものを選ぶ必要があります。
一般的なロフトベッドではだいたい100㎏を超えるとセールスポイントになっている印象があります。
私が見た中で一番耐荷重が大きかったのは900㎏のものでした。
これほどの耐荷重は必要ないかもしれませんが、耐荷重があればあるほど安心ではあります。
耐荷重が大きいロフトベッドの傾向
ただ、500㎏とか900㎏とか取り立てて耐荷重が大きいものになると、少しロフトベッドに傾向が見られるようになります。
例えば、木製のがっちりしたタイプが多かったりします。
あと、高さが若干低めのタイプが多いかなという印象もあります。
まあ、この限りではないのですが私が見た限りではそういう感じでした。
ですので、耐荷重が大きいものを選ぶ場合は、特に高さに注意していただきたいなと思います。
下に何を設置するかとか、どう使うかで便利な高さが違ってはきますが、あまり低すぎると収納としてしか使えない場合もあります。
商売で使うならコストも気になる
では、シェアハウスなどに備え付けるために、体の大きい大人が使っても安心な耐荷重の大きい頑丈なものを探そうという場合、気になるのがコストです。
台数をいくつも揃えないといけなかったりもするでしょうし、あまり高すぎると困ったりします。
しかし、これも一概には言えないのですが、耐荷重の大きいものが突出して高額かと言うと、必ずしもそうとも言えません。
一般的なものと比べてもちろん倍以上の値段のものもありましたが、同じくらいか1万円ほど高いかというものもたくさんあります。
スチール製のロフトベッドは超安いのもあるけれど
コストだけで言うと、スチール製のロフトベッドなら超低価格なものもあるにはあります。
ただ、低価格なもののほとんどは低品質だったりします。
スチール製のものでも高品質で耐荷重も大きいものだってありますが、品質と値段に関しては低いものから高いものまで大変ばらつきが大きかったりします。
スチール製のものを検討する場合は、よく見極めて購入していただきたいなと思います。
階段付きロフトベッドという選択
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ロフトベッドと言えばハシゴという印象の方も多いと思いますが、階段になっているものもあります。
やっぱり、ハシゴに比べると上り下りもしやすく安全性が高かったりします。
子どもにも大人にも使いやすいです。
足腰に不安がある場合も、ハシゴは無理でも階段なら登れなくもなかったりします。
ですから、自分用にも、事業用にも階段付きがおすすめです。
ロフトベッドは「階段付き」がおすすめ!ハシゴの弱点を補完できる!
特に事業用には階段付きがいいと声を大にしたい
特に事業用でシェアハウスや民泊に導入するという場合、安全面はもちろん他にも色々な面での考慮が必要になります。
ユニバーサルデザインとまではいかなくても多くの人が使いやすい状態にしておく方が、後々困ることも少なくなるのではと思います。
階段付きロフトベッドは大きさに注意
階段は左右どちらにでも付けられるものが多いので、それについては問題ないかなと思います。
ただ、どうしても階段分だけ大きくなってしまうので、大きさにだけは注意していただきたいと思います。
部屋の寸法にピッタリだったとしても、ドアが開けられないとか、クローゼットが開けられないなんてこともないとも言えません。
さいごに
中には特に子ども用として子どもが寝転んで十分なくらいで、大人にしては短いロフトベッドもあったりもしますが、それほどよく見かけるものでもなかったりします。
また、いくら子どもっぽく見えるようなデザインでもできるだけ長く使えるように、大人が使っても何ら問題のないような耐荷重であるものも多くあります。
ロフトベッドでは特に耐荷重は安全性に対して大きな目安になります。
大人が使うという時は、耐荷重の大きいものを選ぶというその点が一番重要だったりします。
で、次にハシゴにするか階段にするかという点も重視していただきたいと思います。
ロフトベッドはスペースの有効利用ができる大変便利なベッドではありますが、高いところで寝ることになるのでしっかりと頑丈なものを選んで、自分用でも事業用でも安心して使っていただけたらと思います。
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