これからベッドを買おうという方もいらっしゃると思います。
「ぜ~ったいにおしゃれなベッドが欲しい!」
なんて思いながら、ネットサーフィンが続いてるなんてことはありませんか?
かく言う私にも実はそういう経験があります。
いいものはたくさん目にするのだけれど、もっといいのがあるかもしれないと思うとなかなかネットサーフィンがやめられなかったりします。
で、ぜんぜん決まらないまま時間だけが過ぎていくという日々・・・
今回はそんな私がさんざんネットサーフィンを繰り返した末にたどり着いた、おしゃれなベッドのキーワード「ステージ」について説明していこうと思います。
目次
「ステージ」ってどういうこと?
とにかく「ステージ」とまだキーワードしか書いていないので、これはいったいどういう意味かということを説明していきます。
あっさりと正解を書きますが、いわゆる下の画像のようなステージタイプのベッドを指します。
このベッドのようにカジュアルなスタイルで置かれているのもおしゃれですが、下のようにシンプルな部屋だとよりその素材感が引き立ってまた違ったおしゃれ感が出ます。
けっこう色んなインテリアスタイルにも合い、それに合わせて印象を変える優秀なおしゃれベッドです。
ステージタイプ以外にも呼ばれ方がある
このタイプのベッドについては他にも色々な呼ばれ方をしているのを目にします。
例えば「ステージベッド」とか「ステージレイアウト」というのをよく見ます。
この記事を書くのにあたって、細かく意味とか定義を調べてみましたが、明確なものは見つかりませんでした。
ですのでとにかくマットレスよりもフレームが大きいと、これらのいずれかの呼ばれ方をしていると思っても間違いは少ないでしょう。
他にも、「ボードベッド」とも呼ばれていることもありますが、ちょっとこれだと検索した時にヘッドボード付きのものもヒットするので、数が膨大になりすぎました。
ですから、今回、私と同じようにおしゃれだなと感じる人は、「ベッド ステージ」で検索していただいたら見やすいですよということをお伝えしたかったのです。
他にもあるあるおしゃれなステージタイプ
説明のところで2種類のステージタイプのベッドを紹介しましたが、他にも色々な印象のおしゃれなものがあるので、その一部だけでも紹介しておこうと思います。
●レザー+ステージ=かっこいい!
このベッドはレザーであることからもワイルドなかっこよさが漂っているのですが、さらにステージタイプであることで粗雑に置かれたような無骨さが演出されかっこよさが増しています。
決して実際に粗雑に置かれているわけではないのですが、きっちりとマットレスとフレームがそろってないという所に、無骨さとか余裕のようなものを感じます。
●天然木+ステージ=ナチュラルかわいい!
こちらのように天然木が使われているものだとグッと優しい印象になります。
見た目にもそうですが、実際に画像のように腰掛けて触れる時も、天然木の優しいぬくもりを感じることができるでしょう。
ステージタイプであることで天然木の良さも引き立てられ、天然木であることでステージタイプの良さも引き立てられ、大変いい風に影響しあっています。
ゆっくりとかのんびりとかいう言葉が似合いそうな、ナチュラルなかわいいベッドです。
ステージタイプの構造あれこれ
ステージタイプのベッドにはカジュアルだったり、重厚感があったり、かっこよかったり、かわいかったりと、色々なスタイルのものがあることがわかっていただけたと思います。
どれにも共通しているのがマットレスよりもフレームが大きいということでしたが、実は構造を細かく見てみると少し違いがあったりするのです。
構造の違いによっても多少特徴に違いが見られたりするのでそういった点についても説明していこうと思います。
●ベッドの床板とフレームが一体型
ステージタイプのベッドの中でも割と多いのがこの構造ではと思います。
一般的なベッドを下から説明すると、脚があってフレームがあってその上部に床板を設置し、さらにその上にマットレスを載せるという風な構造になっています。
このタイプの場合だとフレームと床板が一体型になっているので、マットレスをどけると上の画像のようになっています。
一体型のメリット
一体型だと、マットレスをどけても見栄えが良かったりします。
ですので、マットレスではなく布団を敷いて寝るのにも向きます。
また、やはり見栄えがいいので、マットレスを好きな場所までずらすことができます。
例えば、壁にピッタリくっつけてベッドを設置する時ステージタイプだと、壁とマットレスの間に隙間が空くことになります。
しかし、このタイプだとマットレスを壁に近づけて隙間を少なくすることもできます。
他にも、二台をぴったりくっつけて大きなベッドとして使うこともできたりもします。
●ベッドのフレームと床板が別
この構造のものもステージタイプではけっこうあったりします。
例えば例の画像のものはウォールナットの突板が使われているベッドで、それは高級素材になります。
あと、レザーが使われているものであったりなど、そういったちょっと変わった素材が使われているデザイン性の高いものにこの構造が多かったりします。
これだと先ほど一体型のメリットで説明した、見栄えに対するメリットに対してデメリットになることは言うまでもありません。
しかし、やはりそもそもがデザイン性の高いものに多い構造になるので、そういったベッドにしかない味わいがあることも確かです。
●床板をフレーム内に落とし込むタイプ
この構造のものもステージタイプではよく見かけますが、メリットも大きい反面デメリットもある構造になります。
先ほども一般的なベッドの構造について説明しましたが、一般的なものは床板はフレームや脚で支えられる構造になっています。
それに対してこの構造だと、床板はフレームの中に落とし込むので、床板を支えるのは部屋の床になります。
ですので、ベッドにかかる荷重を床が面で支えてくれることになり、荷重にも耐えやすいですし、安定感もあるでしょう。
また、四方のフレームで固定されるのでマットレスがずれる心配もありません。
ただ、その点がデメリットにもなり、二台をぴったりくっつけて置くようなことはできません。
湿気がこもりやすい
こうやって床板を直接部屋の床の上に設置するタイプをフロアベッドと言いますが、これだと大変ベッドが低くなるので部屋に開放感がでますし、寝転んだ時も天井からの圧迫感なども感じにくかったりします。
ただ、どうしてもベッドの下の隙間がほとんどなくなるので、湿気や熱がこもりやすくなるというデメリットがあります。
それに対しては定期的に立てかけるなどして干すことが推奨されます。
ステージタイプのメリット・デメリット
ステージタイプの構造によるメリットやデメリットがありましたが、次にステージタイプ自体のメリットやデメリットを説明していこうと思います。
ステージタイプのメリット
まずメリットですが、やっぱりおしゃれということです。
最初の方にもふれましたが、そのデザイン性から無骨さであったり、ほっと落ち着くようなほっこり感であったりと、マットレスとフレームのサイズがピッタリのものに比べると、いい意味での隙のようなものがあり、そこが大変魅力になります。
フレームの素材感も際立つので、こだわりの素材のベッドが欲しいという方にもおすすめです。
また、ステージタイプのものは、比較的低いものが多かったりします。
ですのでその低さによる安心感も得られるでしょう。
他にも、フレーム部分にスマホなどちょっとした物を置いたり、座った時に足を置けたりするような点もうれしいメリットです。
ステージタイプのデメリット
次にデメリットですが、やはり構造によってはマットレスが使っている間にズレてしまう場合があります。
簡単に直せはしますが、気になる場合はマットレスの下に滑り止めシートなどを使うといいでしょう。
あと、ステージタイプは低いものが多いということはメリットでもありましたが、例えばベッド下収納が欲しいという場合は、あまり低すぎると収納できなかったりします。
例えば床板を落とし込むタイプのものだと、ベッド下の隙間がほとんどないので収納はできません。
ステージタイプでも多少高さのあるものものあるので、収納がしたいという場合はベッド下の高さにも注目していただけたらと思います。
また、これも構造のところでもふれていますが壁にピッタリくっつけたいという場合も、構造によってはマットレスと壁の間に隙間ができるので注意が必要です。
あとは、慣れるまでの間は、出っ張ったフレーム部分に足をぶつけてしまうこともあるかもしれませんが、それに関してはしだいに慣れるでしょう。
さいごに
おしゃれなベッドが欲しいという時アンテナを広く張ったなら、確かに自分にとって最高のものを見つけられるでしょう。
ただ、例えば、ネット通販で買おうと「ベッド」とだけ検索キーワードを入れてエンターを押すと、膨大な数の情報が出てきます。
その中から最高の1点を探そうと思うと時間もかかりますし、目移りもして判断も鈍ってしまう場合もあります。
アンテナを広く張るとそういう側面もあるのです。
ですから、できるだけ自分の希望をはっきりさせて探すことが必要になるのですが、そこがまず明確でない場合だってあるでしょう。
今回は私がおしゃれだなと思っているステージタイプのものを紹介してきましたが、これは私が広くアンテナを張って、時間をかけて目移りもしながらたどり着いたベッドでもあります。
ぜひ、それが皆さんの希望を明確にするのに役立つといいなと思います。
コメント