賃貸をリノベーションするのは、まあ大変だったりします。
大家さんに許可をもらったり、なんやら書類を書いたり、業者さんにを探したり、お金も大変かかってしまったりもします。
賃貸の部屋でも貼って剥がせる壁紙があったり、壁に傷をつけることなく柱を立てることのできるような便利グッズなども多くあり、簡単なプチリノベーションなら別に大家さんや管理会社に相談しなくても手軽にできたりします。
お金だって工事するよりもずいぶん安く済みます。
今回そういったプチリノベーション方法の一つとしてベッドを使う方法を提案したいなと思って記事を書くことにしました。
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目次
ベッドで部屋を変える!
ベッドを使うと立体的な変化が部屋につけられ、印象を大きく変えるのに役立ちます。
みなさんの中にも、ずーっと引っ越してきてから同じレイアウトの同じ部屋に住んでいて、可もなく不可もない部屋に物足りなさを感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
なんともいえないそこはかとしたつまらなさみたいなものに時折「イーッ!」と悶絶しそうになったりもします。
また、「どうにもこうにも物が増えすぎて困った」なんて方もいらっしゃるでしょう。
そんな時、ベッドで手軽に大きく部屋の雰囲気を変えたり、機能的な部屋に変えたりできるとしたら素敵じゃないでしょうか。
ところで、プチリノベーションって何?
まず最初にプチリノベーションという言葉について誤解がないようにはっきり書きますが、せんえつながら私が今回紹介する方法を勝手にそう呼んでみただけです。
他でも、そうやって呼ばれていることもあるかもしれませんが、この記事ではこれから説明するようなこの記事上の意味合いしか持ちません。
まずそもそも「リノベーションって何?」というところから簡単に説明したいと思います。
リノベーションとよく似た言葉にリフォームがあります。
この2つはよく混同して使われますが、実は少し違うニュアンスを持っています。
リフォームは主に傷んだところなどの原状回復を指すのに対し、リノベーションは原状に+αでさらに機能やデザインを向上させることを指すようです。
どちらも工事を要しますが、どちらかというとリノベーションの方が大規模な工事を指すようです。
今回ご紹介する賃貸の部屋にベッドで行うプチリノベーションですが、それには大規模な工事がいりません!
と、けっこう偉そうな感じで言い切りましたが、だいたい自分で賃貸でとなると大きなことはしにくいのでそれもそうでしょう。
ですが、それなのに、部屋を大きく変えることも可能なので、それを思い切ってプチリノベーションと表現することにしました。
では、この記事のプチリノベーションの定義をはっきりさせたところで、次に、その中でも今回はロフトベッドを使う方法と畳ベッドを使う方法をご紹介します。
ロフトベッドを使って賃貸をでプチリノベーション
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ロフトベッドを使うプチリノベーション方法は比較的簡単でオーソドックスな方法になります。
ですので、手始めにこちらから紹介していこうと思います。
自分で組み立てが必要になりますが、賃貸の部屋でも設置するだけで大きく部屋の印象を変えることができます。
さらに使い勝手も良く、部屋のスペースも有効に使えるので特に狭い部屋にもおすすめな簡単プチリノベーションです。
ロフトベッドのプチリノベーションでここが変わる
- 部屋が広く使える
- 部屋に立体感が出る
- ベッド下をもう一つの部屋のように使える(趣味の部屋ができる)
- 部屋にロフトや中二階があるような感じになる
これらについてさらに詳しく説明していこうと思います。
部屋が広く使える⇒賃貸のワンルームにおすすめプチリノベーション
これはロフトベッドのとても便利なところです。
賃貸の部屋にロフトベッドを自分で設置するだけで、ベッド分のスペースが部屋としても使えるようになります。
部屋が狭いという人の他にも、部屋に物が増えてきた人にはクローゼットなどの収納としても使えます。
また、ワンルームの部屋でソファーやラックなど大きめの家具をそろえようかという場合、ロフトベッドのベッド下のスペースに設置するとそれまでの部屋の居住スペースの広さを変えることなくすみます。
部屋に立体感が出る⇒ロフトベッドじゃないと出しにくい
ロフトベッドは高さがあるので視線が上にもいくようになり部屋に立体感が出ます。
普通の扁平な部屋に比べると部屋にメリハリや奥行きを感じたりして空間としての面白みがでます。
賃貸の部屋に立体感を出すのは結構難しかったりします。
壁に画びょうのあと1つつけるのも躊躇したりするので、それも無理もないのですが、ロフトベッドを使うとどこにも穴を開けないプチリノベーションで立体感が出せます。
ベッド下をもう一つの部屋として⇒プチリノベーションで秘密基地ゲット
これもプチリノベーションでワクワク感が得られる好例かと思います。
例えばワンルームの賃貸だとまさにワンルームがキッチン、リビング、ダイニング、ベッドルームの役割を果たします。
ですので部屋の中には色々相いれないものも一緒くたになりがちですし、どうしてもゴチャゴチャしがちになります。
夢中になっている趣味などがある場合、例えばプレモデルを作っていた机でご飯を食べるという風になってしまいがちです。
できなくもないのですが、大事なプラモデルに醤油がとんだり、逆にプラモデルの塗料のにおいでご飯がまずくなったりしないとも限りません。
ゴチャゴチャしだすとせっかくの趣味をするのも億劫になって生活に潤いがなくなってしまいかねません。
そんな時ロフトベッドがあると、そのベッド下を趣味の部屋としてまるで秘密基地のように使えたりします。
多少趣味のものを広げておいても生活に支障はありませんし、あれこれ場所を整えなくてもそこに座りさえすれば直ちに趣味に没頭できます。
まさしく秘密基地のように自分で好きなように作りこんでいったらとても楽しそうです。
また、趣味の部屋として以外でも、くつろぎスペースとしてマッサージ器を設置するなど色々な使い方ができます。
次にこのような使い方をするのに向くロフトベッドを例に出して説明します。
デスク付きロフトベッドでプチリノベーション
ロフトベッドには下のもののようにデスクが付いたものもあります。
先ほど例に出したようなプラモデルの製作や、手芸のミシン作業、イラストを描いたりなどデスクを使う趣味のためのプチリノベーションにもってこいです。
さらにうまくラックを合わせたりして自分でいくらでも便利に作りこめます。
ロフトベッドとさらにカーテンをつけてプチリノベーション
賃貸のプチリノベーション用のベッドとしてうってつけなのが、下のロフトベッドです。
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高さが選べたり、ハンガーポール付きを選ぶと収納や洗濯の物干しとして使えるなどめちゃくちゃ多機能なロフトベッドなのですが、やっぱり注目すべきはカーテンがつけられるところかと思います。
カーテンは市販のものも使えますが、カーテン付きを選ぶこともできます。
カーテンをつけるとより秘密基地感が出しやすいですし、ベッド下を収納として使う時は来客時には目隠しにもなります。
ただ、必ずしもカーテンレールが付いているベッドでなければカーテンがつけられないというわけでもなく、少し面倒ではありますが自分でも取り付けられなくもないです。
木製のベッドだったらカーテンレールさえ買ってくればビスで留めれば良いですし、突っ張り棒でも良いでしょう。
スチール製のベッドでもビス止めできなくはないですし、強力な接着剤を使ったり、フレームにS字フックをひっかけてカーテンポールを渡しても良いでしょう。
とにかくカーテンレールがレール状のでもポール状のでもなんでもいいのでそれがどんな形でもつけられたらいいわけです。
ごくごく簡単にしたいなら針金やひもでもいいのです。
他にもラックや壁などをうまく使っても良いでしょうし、個室感を出す方法は色々考えられます。
ロフトや中二階があるような感じ⇒プチリノベーションでワクワク感満載
さらに賃貸の部屋にロフトベッドを設置すると、名前の通りまるでロフトが部屋にできたようなワクワク感が得られます。
ベッドにハシゴがかけられていて、その感じがまさにロフトです。
子供にもロフトベッドは受けがいいのですが大人でも同じようにやはりワクワクするのではと思います。
さらに、下のロフトベッドのようにハシゴではなく階段式になっているものもあります。
感想(73件) |
階段付きだとグッと中二階感がでます。
スチール製のものももちろんありますが、上のもののように木製のがっしりしたものだとより重厚感が出て中二階があるようなワクワクした感じになります。
階段分寸法が大きくはなりますが、上り下りがしやすいのでハシゴに抵抗のある人にもおすすめです。
ロフトベッドは「階段付き」がおすすめ!ハシゴの弱点を補完できる!
プチリノベーションに向くロフトベッドにも色々ある
賃貸のプチリノベーションのためにも自分で設置できるロフトベッドですが、これまでにも少しふれましたがロフトベッドにも色々あります。
主に素材や高さに違いがあり、それによってリノベするにも見え方や使い勝手が変わります。
ロフトベッドの種類
- 木製
- スチール製
- ハイタイプ
- ミドルタイプ
- ロータイプ
- 高さ調節ができるタイプ
- ハシゴタイプ
- 階段タイプ
主にこういった感じになります。
ロフトベッドの素材は自分がプチリノベーションしやすいものがいい
木製ですとスチール製に比べキシミも出にくく、柱も太くなるので見た目にも安定感があります。
また、木なので自分でも扱いやすく、例えばさらにプチリノベーションのDIYでちょっとした棚をつけたいなと思っても、自分でビスでとめてつけたりもできます。
スチール製はキシミなどのデメリットもありますが、強くて加工のしやすい素材なので安価で色々なデザインや構造のロフトベッドがあります。
強い素材ということで、比較的細いパイプでもしっかりしており、さらにその細さからパイプにフックをひっかけてカバンをつってみたり、ハンガーの洋服をつるしたりと自分で工夫して使いやすかったりします。
部屋を自分でプチリノベーションしようという時、賃貸だと壁にビスを打って何かをひっかけたり、天井と床にビスを打って柱を立てたりということはまずできなかったりします。
でも自分で買った自分のロフトベッドにならなんだってできます。
ロフトベッドを土台として、さらに便利にちょっとした壁を作って部屋を間仕切ってみたりということが可能になります。
ただ、ロフトベッドに負担がかかりすぎることをしてしまうと、安全上の問題が出てくるので、ちょっとしたことにとどめるようにしましょう。
ロフトベッドの高さで存在感や収納力が変わる
次に、ロフトベッドの高さについてはというと、高さによっては存在感や圧迫感が変わってきます。
ですので賃貸の部屋の見え方も変わります。
しかし単純にハイタイプで高くなるから圧迫感があるとか、ロータイプだからマシとかいうことの他にも、ベッド下の使い方によってもその存在感は変わります。
ハイタイプやミドルタイプではロフトベッド自体は大きなものになりますが、そのベッド下に低めのソファーを置くとそれほど圧迫感は感じないかと思います。
逆にベッド下の寸法ギリギリの家具をびっしり設置して収納として使うと圧迫感がさらに大きくなるでしょう。
このように、高さの影響は収納力にも差をつけます。
また、ロータイプになるとウエストくらいの高さになるのでベッド下を収納以外に使うのは難しいかと思います。
さらに下のロフトベッドでは高さが調節できます。
高さを調節できると、また部屋の雰囲気を変えたい時にも便利かと思います。
このロフトベッドの場合、ベッドサイズもシングルとセミダブルがあります。
ロフトベッドではシングルのみのものが多いので貴重だと言えます。
さらにカラーもホワイト、シルバー、ブラウン、ブラックと4色もあります。
このベッドは使い勝手や好みによって選べるので便利です。
さらに変わり種!ハンモック付きロフトベッドでプチリノベーション
これは特に変わったプチリノベーションになります。
部屋の中にたちまちハンモックの癒し空間ができます。
ハンモックを賃貸の部屋で使おうと思うと置き型のものになるかと思います。
そうすると使う時場所も取りますし、最初のうち楽しめてもそのうちしまいっぱなしになったりしかねません。
このロフトベッドならベッド下に設置し場所も取らないので、ずっと普段使いできます。
畳ベッドを使って賃貸をプチリノベーション
次に畳ベッドを使って賃貸でできるプチリノベーションをご紹介しようと思います。
畳ベッドはベッドの床板が畳になっており、比較的頑丈なものが多い印象です。
特にプチリノベーションとして畳ベッドを使う時におすすめなのが「小上りとしても使えます」と記載のあるような頑丈な畳ベッドです。
この記事の冒頭の画像のベッドにもなる小上がりはフローリング調で、それもいい感じなのですが、今回は私的におすすめな畳ベッドについて詳しく説明してみます。
おおむね使い方や効果についてはそう変わらないので、単純にフローリングがいいか畳がいいかということで選んでいただくといいでしょう。
畳ベッドのプチリノベでここが変わる
- 部屋に畳の小上りができる
- 部屋が広く使える
- 部屋に立体感や奥行きが出る
- 布団を上げ下げする日本らしい生活が始まる
これらについて次に詳しく説明していきます。
部屋に畳の小上りができる⇒もちろん工事不要のプチリノベーション
賃貸の部屋に小上りなんてまともに作ろうものなら労力もお金もかかります。
しかし、上の畳ベッドだと自分で組み立てて設置するだけで、ベッド兼畳の小上りが手に入るのです。
ちょっと腰掛けるにも良い高さですし、小上りの上でくつろぐのも良いでしょう。
最近ではフローリングの部屋が多いです。
フローリングもおしゃれですし使いやすかったりもします。
でもフローリングにゴロゴロするのはなんとなく落ち着かなく感じることはないでしょうか?
部屋に少しのスペースでも畳があるとホッとするのは言うまでもありません。
賃貸の部屋でも畳ベッドだと簡単に部屋を傷つけることもなく小上りを手に入れることができます。
部屋が広く使える⇒プチリノベーションで日中の居住空間を拡張
畳ベッドはベッド兼小上りと、1台で2通りの使い方ができるので、布団を片付ければベッド分のスペースが丸々部屋のスペースとなります。
ロフトベッドでも同じような効果もありますが、どうしてもベッド部分の存在感があります。
そういうことから広い開放感をより感じられるのは畳ベッドかなと思います。
部屋に立体感や奥行きが出る⇒ロフトベッドとは一味違う視覚効果
賃貸の扁平な部屋で畳ベッドを小上りとして見ると、視覚的にも立体感や奥行きを感じます。
それが視覚的なアクセントになり部屋に新鮮な感じや面白みが加わるかと思います。
布団を上げ下げする日本らしい生活が始まる⇒プチリノベで生活習慣が整う
プチリノベーションで設置した畳ベッドは、夜はベッドとして布団を敷いて使い、日中は布団を上げて小上りとして使うというのがベターかと思います。
昔の日本の生活では多くの家庭で畳に布団を敷いてそれを上げ下げして、1つの部屋を多目的に使っていました。
例えばワンルームの賃貸に住んでいらっしゃる方も多いと思います。
そうするとやはり1つの部屋を多目的に使う必要がでてきます。
居住空間を確保するのに日本のスタイルが大変向くのではと思います。
面倒に感じるかもしれませんが、そもそも寝具には湿気がたまりやすいので上げ下げすることでカビを防止できたりもします。
湿気がたまりやすいのは普通のベッドでも例外ではありません。
普通のベッドでも本当のところは布団だけではなくマットレスも定期的に干す必要があったりします。
ですがついつい普通のベッドだと干す機会が減るのではと思います。
そうすると目にふれる部分にはカビはなくても、ベッドの床板とマットレスの接触面など見えないところに生えていないとも限りません。
畳ベッドで布団を上げ下げする生活を習慣化させると、そういう心配も少なくなるのではと思います。
硬い寝心地が気になる場合は、下のような折りたためるマットレスなど、自分の好きな寝心地に合わせたマットレスを敷いても良いでしょう。
さいごに
今回ご紹介したように賃貸の部屋で自分でプチリノベーションする時、ベッドが大変便利に使えることがわかっていただけたのではと思います。
ベッド以外にも棚やラックなど大型家具を使うと部屋の間仕切りや、目隠しとしても使えたりもします。
ただ地震対策など安全に配慮し、本棚でも天井に突っ張って設置できるようなものを選ぶなどしましょう。
賃貸の部屋だと「またいずれは引っ越すかも」といった気持ちもあったりして、テキトーな寝るだけの部屋のようにもなりかねません。
「また、」「いずれ、」を理由にするとたいてい「今」がおろそかになってしまいます。
「今」を楽しく過ごしても未来に困ったことが起こるわけでもありません。
むしろプラスのことが多いかと思います。
賃貸の部屋だとあきらめず、自由な発想でプチリノベーションを行い楽しい部屋を作っていっていただけたらと思います。
コメント
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